症状と施術法

春日TT-AH施術手法
たまたれりょうほう
神経・筋整合手技法)

※文中での表現は玉垂療法(たまたれりょうほう)としています。

玉垂療法 症状と施術法
[スポーツ傷害編]

玉垂療法はスポーツ傷害の早期終息、早期改善に抜群の効果を発揮します。例えば、プロ野球の打者がふくらはぎの肉離れを起こし、回復まで1ヶ月との診断を僅か数日で終息させ、しかも復帰試合でホームランを打った例。高校バスケットボールの男子選手が国体出発の直前に重度の足首捻挫で松葉杖歩行になったが数日で松単独歩行が出来るようになり、無事、国体に参加できた例。漕艇シングルスカル男子選手の椎間板ヘルニアを僅かな期間で参加できる状態に改善させ、結果、優勝した例。高校野球甲子園大会に出場するエース投手が利き手の手首と指を痛め、大会二週間前までボールを投げるどころか、食事で割りばしすら満足に持てない状態を、試合までに終息させ、しかも甲子園初戦で勝利した例。若手プロゴルファーがツアー直前に手首を痛め、クラブが振れなくなったのを数日で不都合を解決させ、翌週のツアーで初優勝をした例。アメリカンフットボールの有名実業団チームに内定していた大学生が就職半年前に半月板損傷をしたが、就職までに終息させ、その後、引退までの7年間、再発することなく競技を続けることができた例など、挙げればきりがない程、玉垂療法は多数の実績を重ねてきました。この編では、それを可能にした玉垂療法をスポーツ傷害への対処法から説明いたします。

玉垂療法でのスポーツ傷害への施術は同じ部位の傷害であっても競技内容の違いやケガの仕方で対処法が異なります。同じヒザ痛でも、バレーボールの選手とラグビーの選手では発症の原因が根本的に異なります。例えば、バレーボールでのヒザ痛は総じてジャンプと着地が原因で生じますが、ラグビーのヒザ痛はランニングでのステップワークやタックルを受けての靭帯損傷などが主な原因で発症します。又、同じランニング系でもサッカーとラグビーでも異なります。サッカー選手はボールさばきでの急な方向転換などに加え、足元に絡むタックルが、ヒザ痛を発症させます。他方、バスケットボール選手のヒザ痛原因はダッシュ、ストップ、リバウンド、ジャンプの繰り返しによる関節ストレスが主な原因ですが、他のランニングスポーツと決定的に異なる点があり、それは床が板張りになっていることで、ヒザ痛発症の原因には、この床面からの反発負荷も加わります。ヒザ痛を例に取りいくつかのスポーツでの傷害比較をしましたが、腰痛であっても、肘痛であっても、或いは足首痛であっても競技スポーツが違えば発症原因も異なります。同じ足首痛も剣道の選手とマラソンの選手では原因が全く違います。腰痛でもバレーボール選手と野球選手も全くことなります。玉垂療法では、この違いを最重視しながら治療に取り組んでいます。本編ではその違いを簡略ですが説明しています。

概論 I

スポーツ腰痛症は競技が違えば同じ腰痛でも別の傷害です!ひと口で腰痛症と言っても競技により筋肉に生じているトラブルはそれぞれに異なります。例えば、卓球の選手もラグビーの選手も腰を痛めた時は「何処が痛いですか?どうした時に痛いですか?」と聞くと「かがんだ時に痛い」や「腰を反ると痛い」と訴えられます。それだけで判断するなら両者は同じ腰痛ということになります。しかし、発症の仕方を考えると同じ腰痛ではあり得ません。通常、卓球選手の腰痛症は軽くて負荷のないピン球を速いスピードで強く且つ思い切り身体を回旋しながら打つことで生じる回旋性の傷害で、他方、ラグビー選手の腰痛はフォワードの選手なら、身体を前に傾けながら背筋の力を前につなぐ時に使う大腰筋のオーバーワークが原因で生じるタイプが多く、又、バックス選手ではハムストリング筋群や腰方形筋などランニング筋のオバーワークが主な原因を成しています。このように同じ腰痛でも競技の違いにより筋肉の使い方が大きく違えば、別の傷害と捉えなければなりません。
玉垂療法ではこの面をしっかり捉え、必要な筋肉の筋代謝力を高めながら体幹軸を中心とした筋力の伝達バランスを揃えることでこれらの腰痛症を終息に至らしめます。スポーツ腰痛症への対処は「ケガの仕方に治し方を合わす」が何よりの基本です。

※下記の各項目をクリックで詳細をご覧いただけます。

概論 II

概論 III

概論 IV

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