症状と施術法

春日TT-AH施術手法
(玉垂療法)

※文中での表現は玉垂療法(たまたれりょうほう)としています。

玉垂療法 症状と施術法
[スポーツ傷害編]

概論 III頸肩腕に生じるスポーツ傷害編

症状

首や肩、腕のスポーツ傷害を捉える時、最も重要な要素は上肢の筋肉の多くが備えている「筋の習慣的機能の転倒」と呼ばれる筋肉の動き方です。

玉垂療法

玉垂療法はこれらをしっかりと把握し、速やかに終息させています。

詳細

人の首、肩、腕、の動作で最も重要なポイントは肩甲骨の動きで、人が腕を多角的に使用できるのも必ず肩甲骨が連動した動きをするからです。この肩甲骨連動の仕方は肩甲骨の上下、左右、さらには浮き沈みなどがあります。そして、これらの動きを行うために上肢の筋肉は当然、それぞれの決まった動きで役割を分担していますが、その決まった役割を幾つかの重要な筋肉が複数持ち、頸部、肩関節、肘関節、手関節などの関節群を動かしています。筋肉の動きの変化を医学的表現では転倒と言いますが別に転けたわけでも、又、否定的な意味でもありません。 頸肩腕傷害への対処で大切な事は転倒の開始ポイントの把握です。例えば、屈曲をしている筋肉が外転に変わる角度、伸展している筋肉が収縮に変わる角度などです。首、肩、腕に生じるスポーツ傷害はこの転倒ポイントでの転倒阻害が発症の大きな要因です。何故、スポーツ選手に阻害が起きるのか?ですが、スポーツ選手は筋肉の限界使用により、筋拘縮が起きやすく、そのために筋肉の始動ポイント(筋肉中の運動点)の変化が大きい事によります。首、肩、腕に生じるスポーツ傷害の治癒には、このような筋肉の特徴を的確に捕え、効果的な対処をしなければなりません。

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