症状と施術法

春日TT-AH施術手法
(玉垂療法)

※文中での表現は玉垂療法(たまたれりょうほう)としています。

玉垂療法 症状と施術法
[スポーツ傷害編]

概論 III腕を外開きで挙げると肩の位置近辺で肩が痛い!

症状

この痛みは腕を回旋する競技で多発し正式名称は棘上筋症候群と呼ばれています。発症のきっかけは筋肉中での石灰沈着で、それゆえ石灰沈着性炎症とも呼ばれています。回旋を多用する競技では棘上筋と呼ばれる回旋筋に細胞廃棄物が特に集まります。免疫のマクロファージ機能でその除去をするのですが、その際に石灰を作ります。

玉垂療法

玉垂療法では棘上筋の筋代謝の復元のみならず肩鎖関節の円滑な動きの確保にも留意し、必要な当該筋群の筋代謝も同時に復元させる事で速やかに終息させます。

詳細

石灰は通常なら代謝されるのですが、過度に生じると代謝が追いつかず蓄積されます。これがある程度進むと腕を外開きした時に肩峰下の空間が狭められます。この状態で、ある程度の角度(60°~120°)まで腕を挙げると痛みを出します。発症で競技別の違いはあまりなく、腕の回旋運動がオーバーワークになっている事が唯一の原因です。

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