春日TT-AH施術手法
(玉垂療法)
※文中での表現は玉垂療法(たまたれりょうほう)としています。
玉垂療法 症状と施術法
[スポーツ傷害編]
概論 IIヒザを殆ど動かせなく、腫れや水もある!
症状
このタイプの傷害は、サッカー選手に多発するヒザ痛症です。サッカー選手のヒザ痛原因は、複雑な足さばきで多関節面(ヒザ関節、足部9関節、股関節など)の連携動作がオーバーワークなることと、タックルによる外傷性傷害の二種があげられます。
玉垂療法
玉垂療法ではいずれのタイプの傷害であっても先ず下肢筋力の実効的な賦活をはかるため、外転筋と多関節面の整合性、内転筋と多関節面との整合性、側屈筋と多関節面との整合性など、筋肉と関節の関係を機能カテゴリー別に分け、下肢筋群の代謝力を復元させます。その上で、多関節並び合わせや多関節筋骨力合わせ、そして多関節力軸合わせなどにより痛みの解消と治癒をおこなっています。
ここで特に論じておきたいことは半月板損傷についてです。この傷害は少し前までは手術の対象でしたが、最近は余程、特別な場合を除き、手術対象でなくなりました。元来、人の動きで半月板を直接使用することは、日常の動作は勿論のことスポーツでもありません。人の関節運動は筋肉と関節包の働きによって行われています。さらに、半月板は自然治癒力もあり、玉垂療法では終息させます。
詳細
オーバーワーク性は前後十字靭帯の炎症や鵞足炎などを多発します。 鵞足とはボールを蹴るさいに軸足を安定させる薄筋や足の蹴る力を出す半腱様筋、又、足を上に引き上げるホウコウ筋などの共通の腱のことで、ここに生じる傷害が鵞足炎です。
他方、タックルによる外傷性の傷害で多く見られるのは半月板損傷や側副靭帯の傷害です。
玉垂療法 症状と施術法
[スポーツ傷害編]
概要 I
概要 II
概要 III
- 腕や肩で起きるスポーツ傷害について
- 頸肩腕に生じるスポーツ傷害編
- 筋肉の習慣的機能の転倒阻害に起因する肘痛症の概念
- テニス選手の肘痛症と野球投手の肘痛症はケガの仕方が全く違います!
- 肘を曲げると肩が痛い!
- 腕を外開きで挙げると肩の位置近辺で肩が痛い!
- 腕を挙げて肩を回すと腕や肩が痛い!
- 腕を動かすと肩関節の中が痛く、可動範囲も狭い!
- 肩や腕に力を入れると肩腕がシビレ、痛い!
- 親指の付け根が痛い!
- 手首を動かすと痛い!
- 指が曲がり、指に力を入れると痛い!