症状と治療法 [スポーツ傷害編]

春日TT-AH施術手法(玉垂療法)

玉垂療法 症状と治療法 [スポーツ傷害編]

概論 Ⅱ

他のスポーツでの腰痛症について

症状
スポーツ腰痛症は言うまでもなく何の競技でも、又、スポーツでなくても特別な修練を要する動作なら何にでも生じる傷害です。例えばベリーダンスにタンゴや日本舞踊などでも同様です。スポーツ腰痛症は筋肉の代謝バランスの失調から発する一般腰痛症と異なり、筋肉を過度に使い過ぎたアクセル系の腰痛症と腱の制御機能を使い過ぎたブレーキ系の腰痛症に大別されます。
玉垂療法
玉垂療法では伸筋の筋代謝力を集中的に復元し筋肉と腱の制御時間差を回復させ、このタイプの腰痛症を終息させます。
詳細
この欄で挙げた競技は、その分類で分けると総じて腱の制御機能を過度に使った事によりブレーキ系に異変が起きる例です。多くの方はブレーキ系腰痛症なる言葉は多分、初めて耳にされる言葉だと思います。そこで、若干専門的にはなりますが、このブレーキ系腰痛症の説明を致します。人の動きは筋肉の働きで行われており、関節の動きも同様です。大切な事は筋肉が力を正しく発することで、その役割は腱が果たしています。腱は筋肉の先端部にあり骨に付着しています。この腱は伸筋が伸展してくると反対側の屈筋を収縮させます。これは腱の中にある腱紡錘に包まれた1b求心性繊維が収縮指令を発し、解除は1b求心性抑制繊維が抑制指示を出し、行っています。筋肉はこの腱の機能で筋力を発揮します。この腱の収縮指令のオン、オフは神経の発する電気的信号と神経伝達物質の伝わりで制御されていますが、筋肉と腱は同時には反応せず、先ずは筋肉が、次は腱が、の順番で反応し、この両者の反応にある一定の時間差を生じさせています。この時間差は神経が反応する時の信号電位で五ミリV程度の到達時間差です。ブレーキのかけすぎで1b求心性繊維がオーバーワークになると、この時間差=信号電位差が縮まってきます。こうなると、よりブレーキのかかり方が早くなり、その分、筋肉の平時緊張度が高まります。それにより筋肉の等尺力(身体を支える力=姿勢維持筋力)が運動頻度の高い部位から低下し、それがやがて複数筋に及んで行くと強い腰痛症を生じさせます。

玉垂療法 症状と治療法 [スポーツ傷害編]