症状と施術法

春日TT-AH施術手法
(玉垂療法)

※文中での表現は玉垂療法(たまたれりょうほう)としています。

玉垂療法 症状と施術法
[スポーツ傷害編]

概論 IV走ると足の付け根が痛い!

症状

この傷害は陸上競技の長距離選手に多発する腸腰部滑液包炎です。人が立って、歩いたり、走ったりする時は、足の付け根にある腸腰筋の収縮が最初の動きになりますが、この腸腰筋は大腰筋、小腰筋の先がひとつになった組織ですが、この部分は解剖学上の破格が生じやすい部位で、日本人の場合、52%の人に小腰筋が見当たりません。

玉垂療法

玉垂療法では内骨盤筋である腸腰部構成筋群と外骨盤筋群、内転筋群の運動バランスを改善すべく当該筋の代謝力を復元させ、この傷害を終息させます。レントゲン上で骨異変が確認されないにも関わらず痛みが長く引かないようであれば、この傷害を疑い、早期の専門治療が必要です。この痛みは腰やヒザ関節、更には肩にまで痛みの連鎖が起き易く、長引けば更なる傷害が生じます。

詳細

人が立って、歩いたり、走ったりする時は、足の付け根にある腸腰筋の収縮が最初の動きになりますが、この腸腰筋は大腰筋、小腰筋、の先がひとつになった組織ですが、この部分は解剖学上の破格が生じやすい部位で日本人の場合、52%の人に小腰筋が見当たりません。つまり、大腰筋だけの人が半数を上回っています。この破格に当たる人が強いランニングを行うと当然ながら股関節に過大な負荷がかかり、腸骨筋の関節をつなぐ機能が低下します。それは滑液の過剰分泌を生じさせ痛みを発します。

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